人工知能の世界は愚直な実験と変化に対応する速度が必要。

中野 陸

Experimentチームリーダー

2020/05/15

中野 陸
アーニーMLGの実験隊長&若手有望株の機械学習エンジニア。九州大学(博士課程)で培ってきた探究心と研究能力を機械学習領域で発揮し、誰も考えつかなかった解決策を導き出す。先輩エンジニアや同僚からドンドンと技術を吸収し急成長中。

プラズマの共同研究を複数の大学と

大学ではプラズマの研究に取り組んでいました。基礎研究から応用まで幅広いことをやっていたと思います。

基礎研究では、エネルギーが高い気体であるプラズマにレーザーを照射し、戻ってくる光(粒子)を計測して気体の速度を計測するといった実験をしていました。

応用研究では、植物や癌細胞にプラズマを照射して、その応答をみる研究をしていました。遺伝子解析もしたりと分野の幅が広く、農学部や医学部などの他の学部、他の大学との共同研究にも携わっていました。

機械学習に関しては、解析に必要な場合に用いるという程度で、個人的な趣味で触れてはいましたね。趣味では簡単な画像分類など流行り物のコードを読んだり、データ混ぜて試したりしていました。

博士課程を退学し人工知能の世界へ

アーニーを見つけたのはインディードでの検索です。福岡で機械学習に取り組んでいる会社がないかなと思って検索して、聞いたこともない会社を発見して。ホームページを読んでも実態が掴めず、逆に興味がわいたんです(笑)

最初はアルバイトとして携わり、その後は博士課程を退学して社員になりました。退学をしたのはコードを書いていくなかで人工知能への関心が高まったためです。それまでの工学、理学系の研究も面白かったんですが、いまは情報系に注力したいと入社に至りました。

退学というと大げさに聞こえるかもしれませんが、自分の中では環境を変えてチャレンジするくらいの感覚でした。

実験隊長として音声認識の業務を担当

主な業務は音声認識のデコーダー(音声データを日本語の文章にする)です。言語モデルを用意して、書き起こし結果の精度向上に注力しています。基本的に商談の音声データを取り扱うので、話者の分離機能の開発も行っています。

近頃はソフトウェアだけではなく、ハードウェアの力も借りて話者分離を行うことにチャレンジしています。これらをメインとしてその他にも複数のプロジェクトに携わっています。

学生エンジニアに週2〜3の頻度で参加してもらっているプロジェクトもあるので、段取り組みも仕事のひとつです。実験隊長と言ってもいいかもしれません。

愚直な実験が良い結果に繋がることも

実験隊長として楽しいところは、自社開発したものに対して、ユーザーからの反応がもらえることですね。良いも悪いも含めて、フィードバックを基に改善に向けて皆で頑張るプロセスが楽しいです。

大変なところはスキルアップと結果を出すことの両立。短期的にはスキルアップと結果は必ずしもイコールではありません。

音声認識のデコードでは実験を愚直に続けることで、改善すべき点がいくつも出てきます。ルールベースでコードを書く場面も多くあります。トレンドの手法を使うことが必ずしもお客さんの役に立つとは限らないので、最新の情報を追いかけているだけでは仕事になりません。

とはいえ人工知能の研究は日々進歩していますから、結果を出すこととその速度についていくことの両立が大変なところだと思います。

目標は世界で通用する音声認識エンジニア

今後は音声認識エンジニアとして一人でも食べていけるスキルを身につけることが目標です。現在の業務を通して、世界に通用するプロダクトづくりの流れを身につけていきたいと考えています。

実際に働いていると、やり遂げる意思のある人と仕事するのは楽しいです。私も!という方、是非応募してください。

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